2010年10月11日月曜日

旅支度。

「時化が続けば凪も続く…」とは、尾無(おなし)の漁師モガーの言葉。我々パドラーも漁師と切り口は少し違うが、天候の予想をする。明日の朝、出るか…


行く当てはない。外海に出たら気分で北か南か西に向かうのだが…そこで少しだけ頭の片隅に置いておくのは荒天と時化に出会った時のことだけだ。引き揚げるときは楽なほうが好いからね。気儘なキャンプをしながら数日も漕げば、身体の凡てのリズムがうねりとシンクロする。海風が纏える頃には鼻歌まじりのパドリング…記憶の奥から小椋佳の「しじま」が流れ出る。 其の儘ずっと、何時までも何処までも漕いでいけそうな…

2010年10月10日日曜日

戯(あじゃら)。

ギ・パドラーズのギに掛ける想いはいろいろ…其の弐、戯けるの戯。


大好きなシーカヤックと云えども、何時間も座りっ放し漕ぎっ放しじゃなんだかなぁ。狭いコクピットに飽きたらちょいと海に浮いてみよう。浮きたくない人は沈んで…否々、潜ってみよう。PFDに身体を預けて脱力すると、気持ち好いのだコレが。片や、水中で美しい魚を堪能して海面に顔を出した途端に、

「写真写して…」

写した本人曰く、詰らんモノを写してしまった…って、いいじゃぁないの愉しいんだから。

2010年10月2日土曜日

消えゆく風景…遺したい想い。

城下町の掘割運河を漕ぐときに何時も見上げるお気に入りの空。いまはもう「…の空だった」と云うしかないが…



白壁越しに椰子がそびえ、青空に浮かぶexoticな風景が広がる。パドリング中のストレッチを兼ねてシーカヤックのデッキに仰け反るように空を仰ぐと、ゆらゆら揺れていいようもなくリラックス…大好きな何かを、またひとつなくした遣る瀬なさに心が滲む。

2010年9月26日日曜日

島風に吹かれて islander になりたいね。

島には、島の香りを乗せた島風が吹く。人が住む島ならなおさらに、生活や文化の色合いが混ざった少し濃いめの潮の香が漂うのだ。そんな時間を愉しみたくてパドルを漕ぐ。


島に渡ったらひょいとカヤックを降りて、にこやかに島内を散策するのが好い。人に会ったら会話を楽しみ、モノに会ったらよくよく眺め、旨いものは鼻で探す。歩き疲れたら、そこらに腰掛けて島風に吹かれる贅沢…近くの島なら一時間ほどだ。幾度か渡ったら islander になれるかな。

2010年9月23日木曜日

キャンプツーリングに寛ぎを持っていく。

朝早く海へ漕ぎ出して…昼ちかくまでパドリングを愉しみ空腹と程よい疲労感が訪れたら、何処かに上陸して旅のわが家を作るのだ。



キャンプツーリングに無くてはならない道具じゃないけれど、タープとコットがあれば…薄い布切れを頭上に張り地面のほんの少し上に横たう場所を拵えれば、其処はもう立派なわが家、ゆったりと寛げる空間となる。空腹を癒したら、旨い酒を片手に寝っ転がって雲をみるのが好きだ。

2010年8月28日土曜日

もっと遠くへ…子たちのステイタス。

この夏、皆がアツくなった海遊び…それは、防波堤からの飛び込み。老いも若きもとは大袈裟だが、親子や孫で水遊びの一番人気に決定だ。


ちょっと渋っていた小さな子たちも、いちど飛んでしまえば後は…なのだ。父(とう)も母(かあ)も祖父(じい)も祖母(ばあ)も、何度も飛んでいるうちに笑顔満面。「わたしも若い頃は…だったのよぅ。」とは祖母の弁。ともあれ、三代にわたる熱戦はくたくたになるまで続くのだ。

2010年8月15日日曜日

わたし的には三ツ星の、たまに寄りたい定食屋。

ツーリングカヤックの昼飯といえば、行動食か腰を据えてまったりとキャンプ食にするかだが、もうひとつ…たまに寄りたい定食屋という選択がある。


シーカヤックから降りて一分も歩けば、わたし的には三ツ星の定食屋に到着である。「波止場食堂」好い響きだね。定食屋の元従業員から聞いた「あの値段で満足(店主が…)がいく日替わり定食を作るのは大変だわなぁ。」というのも頷ける満足度なのだ。