2010年11月28日日曜日

サンダルを脱いでリラックスする。

随分以前からあれこれ考え続けている課題のひとつは、快適パドリングの決め手となるフットウェアって…相変わらず試行錯誤中だが、此れひとつでなんてのは難しいかなぁ。
キャンプツーリングの時などは長い時間を履き続けることになるから、窮屈でない、軽い、肌触りが好い、脱ぎやすい履きやすい等と突っ込みどころは山積みな のだが、ナビゲーターが愛用しているのはつま先を保護できてホールド感があるサンダルだ。水を含まない素材であることも大切な条件になる。海水が冷たい季 節は保温性のある専用ソックスを併用しているが不満がひとつ…何れの時も小砂利が挟まるととても不快になるから乗艇する時には、シートに腰を降ろしてから 足を海水に突っ込みジャバジャバしなくてはならない。せめてもの解消法は、芝生のあるキャンプ地でサンダルを脱ぎ捨てリラックスすることか。

2010年11月27日土曜日

大敷(定置網)の水揚…漁師仕事の風にふれる。

ツーリングキャンプの朝、少し歩いて漁港に行く。大敷きに掛かる魚は多種多様…作業も水揚も一蓮托生だ。笑顔がないピリッと張り詰めた空気は昨今の厳しさをもうかがわせる。

ところで、漁師とパドラーの間には深〜い淵が在るのだろうか。海を往来する舟のトラブルのなかに漁船とカヤックのものをたまに聞くが…たぶん大した事故などではないのだろうけれど、心情的に相容れない想いが後を引きそうな雰囲気が漂う。片や生活を抱えて、片や遊びを求めてというイメージは拭えそうもないからだ。何時か、海を舞台に同じ想いの価値観を見いだせたら幸せなことだから…先ずは、今ある海環境に謙虚でありたいとナビゲーターは想いを傾ける。

2010年11月23日火曜日

「観音café」の特別席にようこそ。

珈琲が大好きなギ・パドのナビゲーターは思案する…ツーリング中にも旨い珈琲を飲みたいんだよな…と。そこで、地形図を広げて発想を得る?


リアス式海岸の急峻な山間(やまあい)を見てふと思いついた。

「これだよ…旨い珈琲は旨い水に在り。」

ふくよかな味わいの岩清水で点てたら旨いに違いない。子安観音の傍らを流れる小さい滝の、辺りの空気までも抱き込んだ清冽な水で仕込む珈琲を想像してみてくださいな、果たして…言わずもがなであります。浜から歩いて数十分…期せずして、野点の醍醐味、奥の深さに触れてしまった故、今後「野点処」が増えることは間違いない。

2010年11月21日日曜日

いくら魅力的でも、ちょっと大きいかな…

南日本海の浜は冬になると結構なうねりが寄せるので、北の地やら西の国やら海のなかやらいろいろな所からいろいろなモノが波にのって漂着する。嬉しくない置き土産が殆どだが、たまに素敵な贈り物に会ったりね…
 

こんな存在感がある流木は専用の腰掛けに置いておくとして、思い出を引き出すキーワードになる小さなsouvenirを探してみよう。 美しい蛸船の殻や波と砂に揺られて磨かれた不思議な魅力を放つビーチグラスなどは人気だが、私がほくそ笑んで悦に入っているのは地味ながらも微妙に違った表情を見せてくれる紫ウニの殻だ。見つけた処に腰を下ろし、コロコロと掌で転がして思い出を詰める。小春日和のパドリングに似合う状景なのだ。

2010年11月20日土曜日

立ったまま、風に吹かれて呑むのが旨い。

穏やかな海況に誘われて、ついついロングツーリング…なんて日のアフターパドリングの愉しみは、こんな夕焼けグラデーションのスタンド・バーで呑むのが好い。


七色を映す落陽ワイン。ゆっくり過ごした一日の感動を虹色に彩るための特別な一杯を、ぐいっと飲み干して記憶にとどめよう。濃くて深〜い赤が気分…思い出もワインもフルボディーが宜しかろう。